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このブログについて

最初に書いておきます。
漫画専門学校、漫画学科に進学を考えている漫画家志望者は、いますぐ進路を変更してください。ここは、何かを学ぶ場所ではありません。普通の大学の経済学部や文学部などに進学できる人は、そちらに行った方がいい。
漫画専門学校も漫画学部も、漫画家への近道ではありません。むしろ遠回りです。

このブログは、俺が個人的に借りていたサーバに置いておいた日記(ブログではない)からエクスポートし、事情がわかるように適宜加筆しながらアップし直しているものです。よって、なるべく時系列にそっと投稿していますが、現在進行形の事件も併記してこちらに書くことにしましたので、記事番号などが前後します。ご容赦ください。
初めての方は四月からお読みください。

テーマ : 漫画家志望の日記 - ジャンル : アニメ・コミック

サルでもなれる漫画学部教授

まず、東関東大震災に遭遇し、被災した方、その御家族にはお見舞いに言葉を申し上げるとともに、お亡くなりになった方にはお悔やみ申し上げます。

震災で、思わぬ進路変更を強いられ戸惑う受験生諸君もいることだろうと思う。

この震災で、いろんな人の化けの皮が剥がれてきた。その中には、大学の教授職に就いている者であったり、オタク文化の研究者だったりする者もいる。

俺が何より許せなかったのは、彼らのうちの一人が発した震災直後の

「俺は人類が絶滅するのをこの目で見てから死にたいという捻じ曲がった願望があるので、当面、死ぬつもりはない。」
http://twitter.com/#!/kentaro666/status/50442296876994560

という発言だ。
自分は京都にいて、東北や関東の惨状をテレビ越しに見ながらこのような言葉を吐いたのである。
驚くべき事に、彼は、ある漫画学部のある大学の教授である。
自分の学生にだって、被災者やその家族、友人がいるであろうに、このような発言を平気でできる、その神経が信じられない。
その後もツイッター上で

「昨日、ある漫画編集者と会って話をしたが、この震災を境に、出版社は雪崩をうって電子出版に本格参入するだろうということで意見が一致した。儲かる儲からないではなく、しばらくは紙出版は物理的に刊行困難になることがその理由。その動きは既に始まっている。」
「都内が放射能汚染のホットスポットになる事は十分ありえます。注意するべきですね。」

……こいつ、バ○?

そうです。バ○なんです。
バ○じゃなければ漫画学部の教授なんて、やっていられないんです。

世間的には教授とつけばさぞ偉い大学の偉い研究をしている偉い先生を想像するに違いないが、こと漫画に関しては……いや、この人物に関しては、違うのです。

俺が漫画家でいたときに聞いた話じゃ、彼は、元編集者は元編集者でも、自販機に卸すヤ○ザ絡みの雑誌編集で、売れたまともな単著はなし。彼がオタク文化研究界(笑)に名乗りをあげだしたのはエヴァンゲリオン以後で、俺の記憶が確かならば、ガンダムには感心もなかったはずだ。

彼はいったい何者なのか……

出版社のパーティーに乗り込んで来ては新人作家に絡む、いわゆる業界ゴロの一人である。もちろん、まともな出版社の編集者や、漫画家が彼を相手にするはずはなく、漫画学科というものがこの世になければ注目もされず、忘れ去れる一方だった存在だ。

彼の講義を聴講した学生によると、業界のうわさ話や制作秘話、あとは編集者との馬鹿話がほとんどで、どうも彼の言うところの「漫画研究」とやらは、そういった馬鹿話の類であるらしい。
もっとも、その大学というのは、出席率などについては大変厳しいものもあるそうなので、出席だけで単位をくれるこの教授は学生たちにとっては大変ありがたい存在なのだとか。

そして、おそらく彼は今のアニメも漫画も読んでいないだろう。情報源はミクシーやツイッター。もちろん経済学者や物理学者の記事なんて読まない。読まないが、彼の肩書きや発言のエキセントリックさに惹かれて、今や無責任デマの一大発生装置だ。
業界の隅っこで俸給だけもらって糊口をしのいでいればいいものを。

漫画学部の教授というのは、えてしてこういう人物がなるものなのだ。
単行本すらまともに出したことがなく、評論家としての仕事などもちろんなく、業界筋からはまったく相手にされない、ただパーティーに来て、新人作家に絡むだけの存在。それが漫画学部の教授たちなのだ。

「東京電力が白旗を掲げてフランスに泣きついた。決定的な事態だ。今後、この国で新しい原発は作れない。世界も日本に「経済支援」してでも、作って欲しくないだろう。地震大国に原発は狂気の沙汰だ。既存の原発は諸外国の監視のもと、段階的廃炉に向かうしかないだろう。たとえ40年かかっても。」

たった数十文字の発言だけでも、彼の無知ぶりが路程されている。

世界中の原子炉関連の会社は、日本の企業の子会社か資本を提携しているところばかりだ。
実は事故後も、日本の原子力産業は、その耐震性、耐久性を評価され、今のところ受注も取り消しになっていないのである。今回の地震では安全停止した原発の方が多いのだ。東芝はさらに耐震、安全性をウリにした原発をばんばん売り込んでいくことだろう。

俺はもう、漫画の世界で教鞭をとることもないし、漫画の世界に戻ることはない。だが、18、19の子供たちが、悪い大人の口車にのって、人生の一番輝かしい時期を無駄に過ごしてしまうことに我慢がならないだけなのだ。

その大学に通う学生は、よく目を見開き、耳の穴をかっぽじって、何が自分にとって必要で、誰の話を聞いては「いけない」のか、考えて行動して欲しい。

サルでもなれる漫画学部教授じゃなくて、漫画学部教授は、サル以下じゃないとなれない(笑)

テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

次の仕事場が決まったので

学校側からはなんのアクションもないけど、去年の別学部の講師に聞いても、おそらく入学式前日ぐらいに「もう来なくていい」とかいう「雇い止め」を出す学校らしいので、自分から他の先生に聞いて、東京近郊の専門学校に職を得ることができた。

というか、大変な事になっていたのだな……。

俺がぽやぽやしているうちに、非実在青少年なんてものが問題となっていた。
そんなに問題になるようなものなのか、これ。いや、拡大解釈したらヤバイけど、表現者の側はこれで沈静化して勝った勝ったって思ってるわけないだろうな?
もっと裏で何かやばいことが起きてるんじゃないのか?

問題は「民主、国会法改正案を了承」つまり民主党が暴走したときに、「それは違憲だ」ということができなくなるわけ。えっ日本国憲法って立法司法行政が三すくみになってバランス取っているんじゃねえの?
そのバランスを崩すのがこの国会法改正案なわけだわよ。
どうしても共産主義化したいわけですな、あの気持ちの悪い総理大臣は。

今回の規制の裏にいるのも、実は民主党だろうと思う。

つーのも、何年も前からアニメーターや漫画家は中国や韓国から引き抜きを受けてきていた。俺も、実はオファーがあったわけだが、風俗でも中国姑娘とか韓国アガシを避ける俺にはアウトオブ眼中の世界だったわけだ。
マンガの場合は、編集、漫画家、アシスタント、バイク便、デザイナーさんなど、その産業構造そのものを持ち込まないといけないので、アニメーターを100人連れて行けばすむという話にはならないんだが、すでにアニメーターは向こうにわたった人もいるという。
行き先は中国。
中国でなにを作らせるのかというと、中国共産党がバックについた、新進気鋭の小説家や漫画家のアニメ。もちろんバリバリの中華思想。
昔っから中国共産党は共産党肝煎のマンガやアニメを作ってきたわけだけど、若者の食い付きが悪くて、共産党離れが起こっていたのさ。中国の若者が何に興味を持っていたかというと、日本の萌えアニメやゲームなど。もちろん全部違法コピーで泥棒したものだけどね!

共産党としては、入党する人も減るし、若者が「萌え~」って言ってるのは嫌なわけ。
それで日本の萌えアニメや萌え漫画がうざくなったってわけよ。
日本人の貧困に喘ぐアニメーターは金をちらつかせればいくらでこっちに引き抜いてこられるから、アニメ制作現場は自然に消滅するだろうし。
その金、キチンと払ってもらえるといいけどね。まあ中国人は払わないだろうけど。

これが中国側の勢力の一つ。アグネス@4日の未明身投げした浜辺が音頭取っているのもこういう理由。
韓国はかつての宗主国様の尻馬に乗っているかたちかな。ウンコに親和性のある漫画なんか日本じゃ受け入れられないよって。

俺が中国人の学生に教えるに当たって、奴らから聞き出したこと。
中国人の学生は、日本にアニメや漫画で留学して、帰国したらこのような「中国共産党アニメ」制作現場に就職がほぼ決まっている。
だから日本でがっついてデビューはしない。

でもさー、嫌じゃね?
中国人の学生を何百人って見てきたけど、あいつら遺伝子的に「センス」「洗練」ってものがない連中だぞ。アニメーターの人は、ダッセーイモクセー小説や漫画をアニメ化するの、平気なの?

ま、今のままでは将来的にアニメの現場は崩壊するわけですが、これだけの産業になってもなお、国が何の対策も取らないのには、こういう理由があったわけです。
アニメーターに対し無理解を続け、社会全体が搾取を続け、一切の支援の手を差し伸べないのは、それなりに理由があったからです。

アニメーターの人は、自分たちでお話を作ることはできません。

テーマ : 漫画 - ジャンル : アニメ・コミック

後期の講義終了

後期の講義が終了した。結局一年見たわけだが、一人のデビュー者も出すことはなく、一人も担当はつかず、投稿原稿にアドバイスすることも、学校側にばれて禁止された。

当然のことながら彼らエリート中学受験生は、小学校の先生よりはるかに頭がよく、はるかに多くのことを知っている。
特に理科や数学のような科目ではできる子供は際限なくできるので、小学校の教員の無能さには耐えられなくなる時が来る。
当時ひとりの生徒が「うちの学校の先生はぜんぜんわかってなくて、よく間違ったことを教えるんだ。あんな授業受けたくないよ」と僕に打ち明けてきた。
その時、僕は「馬鹿な人に馬鹿といって自尊心を傷つけてしまうととんだ災難に巻き込まれてしまうことがある。そういうときは先生が馬鹿なことに気付かないふりをした方がいい。理不尽と思うかもしれないが、君が大人になったらきっと今日僕がいったことがわかるようになる時がくる」と答えた。
金融日記「中学受験こそ日本のエリート教育の本流、東大なんてクソ」より


俺自身、小学校時代から底辺レベルを徘徊し、中学高校はろくに行かず、漫画家になり、そして現在にいたるわけだから中学受験の過酷さなど知るよしもない。だが、家族のバックアップを受け、まだ恋愛も女の体も知らないうちに、こんな精神鍛錬を経験できることは非情にいいことだと思う。
少なくとも俺の見た大学生たちは、一、二年でいきなり馬鹿になったわけじゃなく、18年19年かけて馬鹿になった。馬鹿とは自分を律することができない連中のなれの果てである。俺が学生たちを見て、「こいつらは絶対に漫画家になれないな」と思ったのは、「自分との約束を守ること」すらできないからだった。
アシスタントに行く約束を簡単に破り、編集さんに見せるネームの締め切りを破り、投稿しなくてはいけないという決まりすら破る。どんな漫画家が大事にされるか、と聞かれたら、1・売れる漫画家 2・締め切りを守る漫画家 なんだ。オマケに、売れる漫画家の大半が締め切りを守る漫画家なのだ。それは、締め切りを守らない漫画家は売れていても切られて消えてゆくからだ。
学校の友達がゲームをし、野球をし、茶髪オヤジとキャンプに行くのを横目にずっと勉強をしている、それは異常だし、本人もきつかろう。だが、それが自分の道だと決め、目標に向かって邁進する彼らを、誰が笑うことができようか。
たとえ彼らが東大に入り、エリートコースと呼ばれる道に進めなかったとしよう、世の中は理不尽なエントロピーにまみれているので、彼らの将来に暗い影がさすことだってありうる。だが、中学、高校、大学と自分を律し努力をしてきた彼らには、それなりのタフさがある。
そのタフさ、唇を噛んでひとつづつ積み重ねてゆく努力、それを培うのが受験だと思っている。
そこすら勝ち抜けず、負け組人生を送り続けて来た学生たちに、漫画なんて過酷な仕事が勤まるわけはないのだ。

講師は相変わらず辞めていってる。デザインの学部の方は、一度講義をしただけで辞めた先生が十人以上いたという。俺も、こんなに給料に遅配が起こる仕事先では勤め上げることができないから、今年度限りとするけどな。

「きみの学校にM先生っているよね」

給料、支払われました。
心配してくださったみなさんありがとう。




なんとか支払われた給与を握りしめ某社新年会に行く。
ビンゴでiPodをもらった。

この新年会で漫画家が豪華賞品を当てると、漫画家生命が絶たれる(笑)というぐらい呪われたビンゴである。壇上にはエルメスのバーキンや、マッサージチェア、ハイビジョンテレビなどが並んでいた。
相変わらず無駄に豪華だが、もっと以前は軽自動車や毛皮のコートなどもプレゼントされていたことがある。バブルの絶頂期を知る俺にとっては、これでも「しけた景品」。
そもそも謝恩会というのは、雑誌に関るデザイナーさんや印刷業者などを慰労するためのものであるので、俺たちみたいな漫画家に商品を配ってはいけないのである。

この雑誌の謝恩会に呼んでくれたのはかつての俺の担当W氏。
「今はH地方のある大学で漫画講師やってます」
そう言うと、
「大学の漫画学部……Mさん、って大学にいない?」
と聞いてきた。
「あの人、超ヤバイから、俺としてはキミがそこにいるのは感心しないなぁ」

W氏の話はこうであった。
M先生は、少年漫画出身だが、後に原作付きにシフト。というより、
大人気ドラマが先に存在し、そのドラマ脚本を元に、番外編や裏設定という形で漫画を描いていた、という方が正しいようだ。
M先生は、そのドラマそのものが自分の原作である、と言っていたし、俺もそう信じていたが、どうやら違うようだ。
口で吹聴するだけならまだしも、本来の原作者であるテレビ制作会社の許可無く漫画を描いて出版しようとして差し止められたり、勝手にその作品のイベントを開いたりして、業界では悪い方に有名な人物だという。
そのドラマの出演者と仲がよかったが、イベントのあとで俳優は自殺をしている。
噂では、M先生が妄想で
「あのドラマの続編が決定した」
と俳優にスケジュールを調整させたものの、撮影予定などまったくなかったことで、非常にショックを受けていたらしい。
M先生は、風俗やギャンブルにのめり込むタイプで、取材と称してカネを突っ込んで回収できなくなり、ヤクザに掠われたこともあったという。

そういえば……思い当たる節がある。

俺が四月に大学にはじめて来た日のことだ。一緒に新幹線の切符を買った時、財布の中にビラッと並んでいたのは……サラ金のカードだった。
VISAやダイナースなどの国際系は一枚もなかった。
俺はかつて営業の仕事もしていたからわかるのだが、本来隠しておくべきサラ金のカードを十数枚持っていて、なおかつ人目にさらしても平気なのは、日常的に返済と借り入れを繰り返している人間の特徴である。
こういう人間は多重債務者なので、まず金利の低いオートローンは通らないから、中古車屋が気にするポイントのひとつだ。
多重債務者ではないか、と思われる特徴として、電話での連絡がつかないことも上げられる。
実際M先生は、俺だけでなく大学からの電話にも一切出ず、固定電話は
「お客様のご都合によりおつなぎできなくなっております」
という、電話料金が支払えなかったときのアナウンスが繰り返されるばかりである。中古車店勤務の時、多重債務者に車を持って行かれたときの記憶がありありと蘇った。
まったくあのパターンである。
「着信履歴を残してくれれば、かならずコールバックする」とは言うが、いちどもかかってきたことはなかった。

M先生がたどり着いたのは、おそらく闇金といわれる多重債務者が陥る場所である。

担当が言うには、彼はそこである大物暴力団の幹部と繋がりができた。
その暴力団が多額の現金を貸し付けていた大学の学長を紹介され、今日に至る……のではないかと。
実際、Mは、漫画界では大物といわれる漫画家と接触し、彼を教授に迎える腹づもりでいるらしいが、この漫画家も同じく借金苦で首が回らない。
カネのない連中どうし。漫画家は自分の原画や資料などを大学に売り、大学はそれで資料館を造ると持ちかけたが、結局手付け金の数千万だけがヤクザに渡っただけだという。

「Mさんとお金のやりとりしたら、絶対返ってこないよ、有名だよ。業界内部でも鼻つまみ者だから、コネなんかないよ。そんな学校早く辞めた方がいい」
Wさんはそう言っていた。
「辞めても辞めなくても、あと数回の講義でさようならですから。俺、一年は頑張ってみようと思います」
「Mさんから仕事の話持ちかけられても、絶対に受けるなよ。学生にもそれ徹底させておけ」

この事実を学生が知ったらどうするだろう。
M先生の口車に乗って、就職をM先生の立ち上げたという会社に決めてしまった四年生もいる。会社なんて……闇金に金玉握られている漫画家に転がせるわけねーだろー……。

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